
新築へのきっかけ
「以前住んでいた家は2棟分もある大きな和風の建物でした。築30年の住み慣れた家ではあったのですが、両親が他界したことや子供たちが県外へ移住したことなどで、2階建ての大きな家は自分だけでは持て余してしまうと思うようになりました。
冬は寒いですし掃除や管理も大変なことから、今後を見据えて自分に合った暮らしををしていこう、と建て替えを検討するようになりました。
前の家は寒かったのでせっかく建てるなら暖かい家に住みたい」と友人たちに相談し、その中の一社が松美さんでした。
こだわり
「『シンプルに楽に暮らせるように』と考え、特に外廻りにはこだわりました。
以前にたくさん植えた外の樹を自分が手入れしていたので、それらを全部残しておきたい気持ちもありましたが、これから先のことを考えるとちょっと大変だなと思い、その中から記念樹を2本だけ選び植え替えをしてもらいました。
また、家と庭の繋がりを考え、ウッドデッキを設けました。玄関を通らずとも庭と家を行き来でき、家庭菜園も愉しんでいます。この畑は前の家でやっていた畑の土を再利用して作りました。旬の野菜を育てたりしています。最近ではかぼちゃやピーマンを収穫しました。
また、友人たちとバーベキューをしたりして新しい庭での暮らしを楽しんでいます。
建物については、「自分の生活スタイル」から間取りや広さを決めました。使う予定のない部屋は設けず、各スペースを広くとりました。
子供たちが県外から遊びに来たときは、近くのホテルに宿泊してもらってもいいですし、冬などの寒い時でも家中どこでも暖かいので、リビングに寝泊まりしてもいいかなと思います。
普段使わない部屋があっても物置になってしまいそうですしね。その辺を特に重視し、色々と考え、最終決定しました。
他には、決められた広さの中で勾配天井や、窓の位置・大きさ等開放感を出す工夫をしたこと、そして、出し入れがしやすい収納や配置など、色々と提案頂きながら家づくりを始めました。そのおかげで明るく広々したゆっくり過ごせる家が完成したと思います。
松美の家に住んでみて
「『一人暮らしの平屋』ということで、部屋数は少ないながらも、各空間が広々としてゆっくり過ごしています。
部屋ごとに暖房器具を使っていた前の暮らしが180度変わりました。
冬でも寒い場所がないこの家は冷え性の自分にはとても快適です。
リビングの庭に植え替えした樹ですが『三春滝桜』の小孫樹なんです。
東北で震災があった年の2年後に友人が福島から苗木を買ってきてくれたものです。大きくはなりましたが昨年までは一度も咲いてくれませんでした。
ところが植え替えをしてから最初の春、今年初めて咲いたのです。その時は本当にうれしくて庭でお花見をしました。
新築して嬉しいことがたくさんありました。
毎日楽しく過ごせています。


